上海の空気はいつも汚く、湿気を帯びていて
景色はモヤがかかっているように白くボヤケる。。。(´・ω・`)
これが通常の上海なんですが、
先週の土曜日(7月20日)から、今日でなんと
11日連続で遥か遠方までの視界と真っ青な空となっています!!(・∀・)

<今朝7月30日午前8時ごろ。>
こんなことは
上海では稀で、夜のニュースにもなるくらいです。
「マジかよ?今日も青空だ!!(^O^)」と上海っ子は微博(ウェイボ=中国版ツイッター)にバンバン発信。
ボクのタイムラインは、青空写真でいっぱいです。
上海の空気が綺麗になって、
青空になるのは
海からの風の場合のみ。普段は当然、偏西風圏内ですから、
普段は中国内陸の工場や自動車のばい煙が
全部上海に流れてきます。ただ、
7月20日頃から上空の風の様子が一変。その頃、
香港付近に台風が一つ上陸したんですが、
そこに巻き込む東風が上海付近まで北上。
つまり偏西風を北へ押し上げています。
上海地方は
強風で汚い空気が飛ばされた上に、綺麗な空気に包まれたのです。
下は23日の衛星画像。風向きは独自記入。
完全に上海上空は雲のない状態。

<7月23日の気象衛星画像と風向き>
そして今日の時点でもまだ青空。
南海上に台風が発生し、それを回りこむ東風が引き続き吹き続けているので、
上海付近は「快晴」「青空」となっています。

<7月30日の気象衛星画像と風向き>
気温は34度から36度くらいで推移していますが、
空気が乾燥しているので、割りと過ごしやすいです。
しかし、
青空なので、太陽光線がまともに届きますので、
日本にいるような眩しさを感じますよ、最近。
(普段は汚い空気でいくぶん光線は弱い)
そうか、台風がまた南の方に来てるのか、、、
と思って、何気なく台風情報のHPを見ると、、、
ありゃ!!完全に上海、睨(にら)まれてますけど!しばらく青空を堪能しすぎた代償ですかこれは。
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